ぷーのロス日記August '99(モニュメントバレー)

 

ユタ州とアリゾナ州の境付近。ただ、ただ広大な赤土の荒野に、ひたすらクルマを走らせていると、忽然と現れる巨大なビュート(残丘)。 この世のものとは思えない程の神々しい風景に、ナハボのインディアンでなくても、そこに宿る偉大な大地の精霊達に祈りを捧げたくなる。

なんという大きさだろう。言葉では到底言い尽くせないバレーを渡る風

<ジョン・フォードポイント>

ビュートの間をぬっている未舗装の道路へ土ぼこりをあげながら入っていく。

名匠ジョン・フォードはここで「駅馬車」等たくさんのアクション西部劇を撮影している。

<THE MITTENS>

「手袋」と名付けられているこの岩、もうひとつ向こう側に同じような岩が、ちょうど向きあうようにそびえ立っている。まるで「Hi!」と挨拶しているようだ。

それとも地球が、空に向かってうーーんと伸びをしてできた岩なのかもしれない。

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