ぷーのロス日記December−2(デスバレー国定公園)

カリフォルニア州とネバダ州の州境付近にある国定公園。

「死の谷」という恐ろしい名の場所に行くと聞かされ、ボクは正直いって怖かった。

でも、ここでボクは地球が、石や、岩や、砂でできている星なのだということを知ったのだった。自然が、長い長い歳月をかけてつくりあげた素晴らしい造形を、そのままにみることができる。

 

<SAND DUNES>

第一のポイント「砂丘」でクルマを降りた。

シルクのようにサラサラと足にまとわりつく、この初めての感触・・気持ちいいっ!!。

風が描いた流れるようなしま模様の中を、思いっきり駆け回った。

月の世界もきっとこんな感じなんだろうと思いながら・・

この先は海面下・・

<SEA LEVEL>

デスバレーは、西半球で一番低い土地、谷の中心部は海抜マイナス86mまで下がる。

この時期でも太陽がジリジリ照り付けてくる。真夏にはその名の通り、摂氏50度を越える灼熱の地獄谷になるらしい。

 

<Devil's Golf Course>

ごつごつの岩が果てしなく広がるその場所は、降りた瞬間、足の裏に鋭い痛みが走った。ガチガチの岩には、白い塩の結晶が光る。ためしになめてみたら、やっぱりしょっぱかった。

芝生どころか雑草も生えない荒れ地で、悪魔だけがゆうゆうとゴルフに興じるところ。

<BAD WATER>

真っ白い塩の川がまっすぐ続き、その先は大塩原となっている。かつての塩水湖がゆっくり蒸発し、結晶が美しい模様に白く固まったところ。

ボクは、もう塩はまっぴらごめんだ。写真撮ったら車のなかで待ってることにするよ。

アーティストドライブという一方通行の小路を入っていく。

大きな岩石の脇をぬい、小高い丘をいくつも登っては降りる。「まるで、ビッグサンダーマウンテンに乗ってるみたい!」とJUNははしゃいでいた。

ボクは窓から顔を出し、景色に見入っていた。

 

<Artist's Palette>

色とりどりの丘が連なる。本当に絵の具がまいてあるみたい。岩をも染めてしまう自然は偉大な芸術家だ。

<Zabriskie Point>

夕日をあびて、黄金に輝く山ひだは、ため息がでるほど美しい。

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